土岐 泉
国際学修士(大阪外大)/都市政策修士(大阪市大)
旅を重ね英語の原点が定まる
学生時代に小田実の「何でも見てやろう」に触発され、「lonely planet」を片手にアジアをバックパックカーとして旅をし、"アジア"を実感する。英語の必要性を実感し、毎週土曜日開催される「大阪英語道場(松本道弘主宰)」に参加し、松本道弘氏の切れる英語(ディベート思考の英語)を目の当たりにし、英語コミュニケーションの原点が定まる。
主張する英語を実感
第2回東南アジア青年の船(内閣府主催)というASEAN諸国の青年たちと2か月間の英語が公用語のプログラムを経験し、①会議英語や②主張する英語、③沸騰前のアジアの重要性を理解するに至る。
国際会議の副議長などの経験
10数か国が参加するアジア青年フォーラム(韓国主催)の代表や、20数か国が参加するアジア太平洋諸国青年会議(中華民国主催)においては、副議長(議長は米国)を歴任し、英語で会議を牽引する。
海外でのフィルムキャラバン
大阪府庁入庁後、マレーシア政府機関(国際協力事業団の派遣)属し「Japan Film Caravan」を駐マレーシア日本国大使館の援助を得、マレー半島各地で実施する。映画の概要などを英語で説明、上映後、質疑応答を実施する。
欧州視察旅団の企画・実施
(財)国際花と緑の博覧会記念協会に派遣され、企画部門に属し、オランダの国際花博「フロリアード2002」の際、フランスの公園やオランダの花市場に関する研修調査ツアーを企画・実施する。オランダモデルと言われる働き方改革を垣間見、研究を進める契機にもなる。
都市改革の主張者達の論争舞台の設定
また、橋下徹氏が知事選挙の候補者になった際、他の候補2名を含めパネリストとして招き、「マニフェストフォーラム」を企画、記者会見を府庁記者クラブで実施、報道各社の取材を受け、当日は、総合司会を担当する。
国際関係論の研究
大阪外大院では、国際関係論を研究する。特に清朝中国、李朝朝鮮、グェン朝ベトナム、明治日本の4国関係を中心にアジアの20世紀の国際関係を研究する。
シンガポールに焦点をあてた都市論の研究
大阪市大院では、リチャード・フロリダの創造経済論を中心に研究し、シンガポールの成長の可能性を見極め、修士論文(英文)は、シンガポールについての論考を現地政府のインタービューや現地調査を基にまとめている。
アジア観光学会での研究発表
また、東アジア観光学会では創造都市論の視点から、韓国の大学での論文(英文)発表をし、大阪都構想の背景などを踏まえ、大阪の潜在性を強調し、質疑もすべて英語で行い、大阪の観光資源の潜在性を訴求している。
都市論の視点からと都構想のシンポジウムを開催
大阪市大創造都市研究科(院)のhome coming dayでは、上山信一慶応大教授(大阪府最高顧問)や他のゲストをパネリスに迎え「大阪都構想を俎上に」徹底討論を同同窓会長として、討論会を企画実施する。
創造都市の視点から手段としての英語に焦点をあてる
現在、日本の都市を「創造都市に」(「ユネスコの創造都市ネット・ワーク」・「リチャード・フロリダが主唱」)と挑戦し続けている。
「Startup Cafe」、「English Round Table Kyoto」、「Speak easy cafe」、「World News Web Cafe」等のイベントも、日本人を「日本語と英語のバイリンガリスト」にし、日本の都市を世界の人々との交流の核にしようとする創造都市づくりの一環でもある。
主な論文:On Creative Industries in Singapore